【体験談】翻訳料金を何か月も未払いであった翻訳会社について。未払いを回避するためにすべきこと!

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こんにちは。私は翻訳者のアンです。(プロフィールはこちら

この記事では、過去に一度だけ体験した「請求書を何度送っても無視、電話もメールも無視で、3か月ぐらい経過後にようやく翻訳料金を支払ってきた翻訳会社」についてまとめました。

フリーランス翻訳者の翻訳料金の受け取り方法については下記の記事をどうぞ。

翻訳料金の受け取りについて!海外からの場合は注意が必要。
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どんな翻訳会社だったのか

一見したところごく普通の翻訳会社です。ホームページもきちんと整っており更新情報などもありました。

翻訳案件を引き受けるにあたり、電話連絡での説明もあったりと特に怪しい感じは当初はしませんでした。メール連絡も普通で問題は感じませんでした。

でも、記事の最後にも書いてますが入金日の確認など、支払いについての確認が甘かったと思ってます。

納品後に何があったのか

翻訳案件を納品後、私は請求書を作成しこの翻訳会社に送りました。しかし、返事はなく期日になっても入金されません。

そのため、私はメールで問い合わせましたが返事がきませんでした。その後何度メールで問い合わせてもメールが返ってこないし、電話をしても一向に出ませんでした。

非常に不安になりましたし、不誠実な対応で腹が立ちましたが、そこまで翻訳料金が大きくなかったこともあって今回のことは勉強だと思ってこの翻訳会社とはもう一切関わらず、今後取引をする会社については吟味しようと思っていました。

すると3か月後ぐらいに突然メールがあり、謝罪と「体調が悪かった」旨が書かれていました。しかしこれは怪しいと思ってます。

なぜなら「体調が悪かった」という期間にも、ホームページがどんどん更新されているのを私は知っていたからです。

ただ、真偽については知りようがありません。もしかすると本当に体調が悪かった可能性もあります。

でも本当に体調が悪かったとしても、一言メールや電話で連絡するのがプロではないでしょうか。何か月もあったわけですし。

翻訳料金の未払いを絶対に回避する方法

「翻訳料金の入金の確認」までが仕事だと思ってます。そこまで心配しなくても、ほとんどの翻訳会社やお客さんは問題なく払ってくれるとは思います。

現代ではインターネット上で瞬時に情報が拡散されます。そのため、企業も「なかなか支払わなかった」などといった悪い評価が広まるのを恐れているはずです。

それが、抑止力になってるとは思いますが、それでも支払いの受け取りを甘く見てはいけません。

納品を無事終えたら、次はちゃんと請求書を送ること。そして期日までに入金されていることをしっかり確認すること。これがとても大事です。

以下、私がやっている対策。

個人のお客さんからは受注しない、または前払いにする

上記に書いた私の体験で支払いをしてこなかったのは個人ではなく、小さいけれど一応法人(翻訳会社)でした。

支払いの大幅な遅延があり、連絡がつかない期間も長かったですが、最終的には翻訳料金が支払われました。

これがもし、個人のお客さんだったら、逃げられて支払われなかった可能性が高かったのではないかと思います。

個人のお客さんで常識ある人もいるでしょうけど、私は危険回避のために個人のお客さんからは受注しないようにしています。

もし、受注する場合は、個人のお客さんについては前払いをお願いするつもりです。実際、外国に住む外国人から翻訳の相談があったこともありますが、その際には必ず前払いを条件にしてます。

しかし、前払いを条件として提示した後は相手から連絡が来なくなることがほとんどでした。だから私は基本的に個人のお客さんから受注していません。

信用のある会社か確認する

取引を始める前に、インターネットを使ってその会社が信用できる会社かどうかを確認します。

確認するポイントとしては、ホームページにしっかりと問い合わせ先(電話番号やメールアドレス)が記載されているのか、プライバシーポリシーなどが記載されているのか、インターネット上で悪い評判がないかどうか、などです(サクラとかもあるので100%信じることはできないけど)。

これだけで完全に信用できる会社だと見極められるわけではありませんが、最低限チェックしておきたいところです。

契約書を取り交わす

翻訳会社に登録する時は、業務委託契約書を取り交わすことになります。

その業務委託契約書には支払いについても記載があるので、よく読んでおき、疑問点があれば担当者にメールで連絡しましょう。

こういった内容に関する問い合わせは、メールの方が記録として残るのでメール連絡が適切でしょう。

業務委託契約書がない場合はメールで契約内容を残す

できれば業務委託契約書を作成したほうがいいみたいですが、しない場合はメールに契約内容を記載して、証拠とするといいみたいです。

詳しくはFreeeのnoteを読んでみてください。

入金日が1日でも遅れたら、即催促

発行した請求書に明記されている支払い期限までに、翻訳料金が振り込まれなかったとします。

その場合、あなたはどうしますか?お客さんも忙しいのだと思って、寛容に待つのでしょうか、それともすぐに催促しますか?

正しい対応は「すぐに催促する」です。お客さんが忙しいとか、そんなことは関係ありません。料金は期日までに支払わないといけないのが常識です。

というわけで、1日でも入金が遅れたら即メールで連絡。新たに支払い期限を決めて、早急に払ってもらうように依頼しましょう。返事がない、入金されないなどの状況になったら、さらにメールで催促、電話もしてください。

入金日を忘れないために、手帳にメモしておくのが大事です。催促のし忘れを防げます。

私がトラブルにあった理由

最初に書いた私のトラブルの例では、案件受注前に支払日についてしっかり確認できていなかった点が甘かったと思っています。

当時のメールを見たら、翻訳料金は確認してますが入金日の確認をしてませんでした。

まとめ

フリーランスは、支払い関係のトラブルに遭遇しやすいと思います。

報酬の未払いで泣き寝入りしたフリーランスについて調べれば、けっこう体験談が出てきます。

だから、どの翻訳会社と取引するかといった見極めも大事だと思いますし、トラブルにあった場合に泣き寝入りせずに闘う気持ちも大事だと思います。

翻訳料の未払いで困った場合は、フリーランス・トラブル110番への相談もしてみてください。

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