【初心者向け】フリーランス翻訳者の単価について。希望単価より単価が低い案件や激安案件はどうするべき?

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この記事では翻訳者の単価について、特に希望よりも安い単価や、激安の単価に遭遇したときにどうすればいいかについて考えを書いてみました。

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翻訳者の単価について

翻訳案件によっては時給の場合もありますが、たいてい、翻訳料金はワード単価で計算されます。英日翻訳なら1ワードあたり○○円、日英翻訳なら1文字あたり○○円、など単価が決まっていて、それに合計ワード数や合計文字数をかけます。たとえば、英日翻訳で単価が1ワードあたり20円だったとします。この条件で1,500ワードの英日翻訳案件を引き受けた場合、翻訳料金は20×1,500=30,000円に税金(現在10%)がプラスされて33,000円となります。

一般的に、特許や医療など専門性が高い分野の翻訳単価は高いといわれてはいます。ここで「高いです」と言わずに「高いといわれてはいます」と書いた理由。それは、以前、学術系論文の翻訳という専門性の高い翻訳を引き受けていたものの、単価が非常に安かったからです。

同じ分野の翻訳であってもA社は高くてB社は低いということもあります。翻訳会社の経営状況、倫理観などによっても翻訳者の単価は変わると思います。

また「海外の翻訳会社のほうが日本の翻訳会社より単価が高い」という意見をどこかで見ましたが、たしかにその傾向はあるなと私も感じています。

ただ、日本の翻訳会社よりも単価がずっと低い海外の翻訳会社も見たことがあるので、一概には言えません。

安い単価を回避するために事前にしておくべきこと

晴れてトライアルに合格したものの、翻訳会社から提示された翻訳単価が希望単価よりも安くて困ったということがあると思います。時間と労力を無駄にしないために、こういうことは回避するべきです。

そのための方法は簡単で、トライアルを受験する前に単価を確認しておけばいいのです。私は以前、トライアル受験前に単価の確認をしていなかったために安い単価で登録してしまったり、一応登録はしたけど仕事は引き受けなかったりと意味のないことをしてしまいました。

確認の仕方も二通りあります。「合格の場合は単価はどれくらいになるのか」という聞き方もあれば、「希望単価は○○円です」と自分から言って相手の反応をみるということもできます。

希望単価より少し高めを伝えるといいです。そうすれば、交渉で値下げすることになっても希望単価ぐらいで交渉成立する可能性が高まります。

提示された単価が希望より安かった場合

提示された単価が希望より低かった場合は交渉したほうがいいです。トライアルを受ける前に交渉しておいたほうがいい理由は、あとから単価を上げることが難しい場合もあるからです。

会社によっては、トライアル受験前に「だいたい○○~○○円で、トライアルの出来によって決まります」というところもあります。その場合は、仮に最低単価であっても仕事を引き受けたいかどうかを考えてみるといいと思います。

交渉しても希望単価に届かなかった場合は?単価が激安でないのであれば、その単価でもやってみたいと思えば、そのまま登録して仕事をしてみてもいいかもしれません。仕事内容に興味を持てそうか、スキルアップできそうかなどといった点も考慮してみるといいと思います。

取引を続けながら、もっと単価の高い翻訳会社への登録を目指すという手もあるので、心配しすぎることはありません。

取引している翻訳会社が1社だけの場合、その翻訳会社の経営状態が悪くなったときに仕事がまったく来なくなるなんてことがあり得えますが、複数の翻訳会社と取引しているとその心配は減ります。こういった点も重要です。

激安の単価は引き受けないことが大切

激安案件は絶対引き受けないほうがいいと思います。

クラウドソーシングのサイトなどでは、異常に低い単価が提示されていることがよくあります。

まともな翻訳会社であれば英日翻訳で1ワードあたり二桁の単価でスタートさせてくれるでしょう。二桁といってもいろいろありますが。

私は以前激安単価で論文の翻訳をしていたことがありますが、結局続けることはできませんでした。負荷が高くて疲労困憊するのに、報酬がとても少なかったからです。激安ではやる気が続かないので、登録したとしても長期的に仕事を受注していくのはどんな人にとっても無理だろう、というのが私の考えです。

激安単価で登録して、仕事は依頼されるけどやる気が出ないので訳文の品質が落ち、その結果として翻訳料を減額されたり、単価をさらに安くされたりなど、さらに悪い展開が待っている可能性も十分あります。

そもそも、翻訳者を激安単価で働かせようとする翻訳会社やお客様は単価以外の面でもいろいろとおかしいことがあるので、、関わらないのがベストです。

未経験でも駆け出しても、自信を持って高めの単価を提示する

未経験や駆け出しなら安い単価でも仕方ないという意見もありますが、私の考えは違います。

翻訳に必要なスキルは一朝一夕で身に付くものではなく、外国語読解能力、日本語ライティング力、リサーチ力、分野の専門知識などどれを取っても習得には長い年月と忍耐が必要です。このような技能が必要な仕事は高い報酬に値すると思うのです。

さらに、いざ翻訳者としてデビューしたあとでも、ずっとその勉強を続けていく必要があります。だから翻訳者が安心してスキルアップしていけるようにするためにも、十分な報酬によって生活を安定させないといけません。

だから未経験や駆け出しの翻訳者の人も最初から強気で単価交渉するべきです。

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