[初級ポルトガル語]動詞Ser「~である」の直説法現在の活用と疑問文の作り方

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ポルトガル語
UnsplashJulie Ricardが撮影した写真

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serは英語のbe動詞のようなもので、国籍や性格など「基本的に変わらないもの」を表すときに使います。ポルトガル語の動詞はすべて主語に応じて活用するのですが、serは不規則活用をする動詞のひとつで次のように活用します。

 単数複数
1人称eu           sounós          somos
2人称tu            ésvós           sois
3人称você
o senhor
a senhora      é
ele
ela  
vocês
os senhores
as senhoras     são
eles
elas  

このように動詞が活用するおかげで、主語がなくても誰の話をしているのかがわかります。だから主語代名詞や人の名前も省略できます(主語をはっきりさせたい場合、強調したい場合や入れないとわからない場合は入れます)。

主語代名詞とはeuとかtuのことです。英語ではIとかyouですね。これを省略できるというのが、ポルトガル語を勉強し始めたばかりの昔の私にとっては驚きでした。

日本語では主語が誰であっても動詞の活用が同じなのに、主語まで省くことが多いです。主語が常に明確な英語や、主語に合わせて動詞を活用させるポルトガル語を勉強していると、なぜ日本語は文法がこんなに単純でも大丈夫なんだろう…と不思議に思うようになります。

話をポルトガル語に戻しまして、ポルトガル語で「私は日本人です」というとき、Eu sou japonesa.(女性の場合)はもちろん文法的に正しいですが、普通はSou japonesa.と言います。euを付けると、「自分が」日本人であるということを強調している感じがします。

疑問文の作り方

疑問文はとても簡単に作ることができます。簡単にいうと、書く場合は文末に「?」を付ければ疑問文になるし、話すときはイントネーションを上がり調子にすれば疑問文になります。英語のように語順を並べ替える必要がありません。

たとえば、Tu acordas muito cedo.「あなたはとても早く起きます」を疑問文にするならTu acordas muito cedo? またはAcordas muito cedo?でOK。

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