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乗馬を始めて早一年。この一年間ですっかり馬が好きになりました。完全に馬の魔法にかかっているなと思ったので、その状態を簡単にまとめてみました。これから乗馬を始める人の中には私と同じような状態になる人がきっと出てくると思います。
馬の写真と動画を毎回撮ってしまう
乗馬クラブとメタセコイアと馬の森に行くたびに、たくさんの写真と動画を撮ってしまいます。馬に夢中になっていない人からすると、なんでそんなに同じ馬の写真を毎回撮っているのか?と不思議らしいですが、その日その日で馬の行動や表情が違うし、かわいいと一口に言っても前回とは違う姿や表情があるからどうしてもそれを収めたくなる。
朝も昼も夜も馬の写真と動画を見る
写真や動画を撮ったあとはそれを何回も見てしまいます。1日が始まる朝に元気と癒しをもらうために見たり、昼ご飯のときに見たり、1日の締めくくりとして心を落ち着けるために夜に見たり…。馬の大きな体と、澄んだ瞳は見るだけで心が安らぎます。
人間の顔には絶対ない純粋さ、素直さ、無邪気さがあふれていてとってもかわいいです。
馬の気持ちをよく考えるようになった
乗馬を始めてすぐの頃は馬の揺れや大きさに慣れるのに精いっぱいで、馬に気を遣ったりすることがあまりできていなかったように思います。乗られている側の馬の気持ちについて深く考える余裕がありませんでした。
でも騎乗回数が増えていくにしたがって、馬の揺れや大きさ、高さに慣れていき、馬が気持ちよく走るためのポイントなども頭では理解できて、レッスン中に少なくともそれを意識できるようにはなりました。頭で理解するのと自分の体をうまく動かすのとは別の話なので、まだまだうまくできませんが、前よりは明らかに心に余裕ができています。
お手入れ中のときやおやつをあげるときなども、馬の様子を見ては「今何を考えているんだろう?」と考えます。馬房の前を通るときにたまに怒る馬がいるので、なんで怒るのか気になります。馬語が正確にわかったらどんなにいいだろう。
○○ちゃん元気かな?としょっちゅう考える
家にいるときでもよく、○○ちゃんは今日レッスン担当しているだろうか?怪我などせずに元気にやっているだろうか?ご飯はおいしく食べているだろうか?などなど、馬のことをよく考えるようになりました。
人生で初めて乗せてもらった馬を、乗馬を始めてすぐに亡くしているので、馬とのお別れがいつくるのかわからないという不安がいつもあります。
かわいすぎてご馳走をプレゼントする
6,000円のランチやディナーは私にとってかなり高い。自分が食べる分1回の食事にその価格を支払ったことはないし、今後もないと思います。だけど馬のためなら惜しみなく出してしまう。しかも3頭分。プレゼントした先の牧場の方がやさしくて、私がプレゼントした草を食べている馬たちの写真を特別に撮影して送ってくださり、とてもうれしかったです。
馬の瞳の輝き方に違いがあるのに気が付く
レッスン後に必ずニンジンをあげていて、冬になったらリンゴも加えてあげているのですが、馬によってはリンゴあげたときのほうが瞳の輝きが増すことに気が付きました。リンゴは食べると甘い汁がジュワーッと出てくるので、馬はきっとそれを楽しんでいるに違いないです。
馬房に近づくと耳を伏せる馬もいるのですが、そんな馬もニンジンをもらうときだけは耳をちゃんと前を向けて、瞳がキラキラ輝いて「これおいしいなあ…」と言っているのが伝わってきます。目は口程に物を言うというのは、馬にも当てはまるようです。こういうことがわかり始めると馬と接するのがおもしろくてたまらなくなります。
馬にはまったら日常に明るさが増した
馬と出会う前はたいして趣味もなく、時間があったら翻訳の勉強ばかりしていたような気がします。それも楽しかったしいろんな知識が身に付きましたが、馬との出会いは人生最大の、と言ってもいいくらい大きなインパクトがあり、馬に会ったり乗馬をしたりすると脳みその普段使っていない部分が刺激されるというか、脳みその凝りがほぐれるというか、とてもいい気分になります。

