[初級ポルトガル語]ポルトガル語の主語代名詞の種類と特徴を紹介

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ポルトガル語
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ポルトガル語の主語代名詞についてまとめてみました。

 単数複数
1人称eu 私はnós 私たちは
2人称tu 君は、あなたはvós 汝らは
3人称você あなたは
o senhor あなたは(男)
a senhora あなたは(女)
ele 彼は
ela 彼女は
vocês あなたたちは
os senhores あなた方は(男)
as senhorasあ なた方は(女)
eles 彼らは
elas 彼女らは

この表のようになっています。ポルトガルでは「あなたは」と言うときにtuを使うことがとても多いです。親しい間柄ではtuを使うということになっていますが、別に親友などに限定されるわけではありません。

ポルトガル人の先生も私に対してtuを使っていましたし、大家さんもtuを使っていました。私はポルトガル語のレッスンにお金を払っていたし、大家さんにも当然家賃を払っていたので、彼らにとって私はお客さんということになりますが、それでも使うのはtuです。私としてもそのほうがお互いに打ち解けてきた感じがしてうれしいです。(ただし、最初は3人称単数の活用が使われていたので、相手も最初は遠慮する、様子を見る、のかもしれないです)

ブラジルではtuはめったに使われません。普通はvocêが使われます。

Vósは古くさい言い方で、現代ではブラジルでもポルトガルでも通常使用されません。

elesやos senhoresは男女が混ざっていたとしても使えます。たとえば、男2人と女3人のグループがあったとして、そのグループを指して「彼ら」と言いたいときはelesを使えばOKです。

ただし、elasやas senhorasは女性のみの集団にしか使えません。

また、これはポルトガル語の勉強を進めていけばすぐに気が付くことだと思いますが、ポルトガル語では動詞の活用を見れば主語が誰か(何か)わかるので、省略することがとても多いです。

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