こんにちは、アンです。(プロフィールはこちら)。
この記事ではポルトガル語の強調構文の作り方についてまとめてみました。英語と似ているので英語がわかる人にはとても簡単です。英語がわからない場合でも難しくないので大丈夫です。
強調構文とは?
学校の英語の授業でよくやったと思います。”It is…that~”「~なのは…だ」というやつですね。
Foi o Antonio que traiu a equipa.
「チームを裏切ったのはアントニオだった」
この文では「アントニオこそがチームを裏切った」ということで「アントニオ」を強調したいので、foiとqueでo Antonioを挟んでいるわけです。
foiの部分は時制に合わせて変化します。
Foi o Antonio que quebrou o novo vaso de flores.
「新しい花瓶を割ったのはアントニオだった」
Foi o Antonio que mandou as mensagens tão estúpidas.
「こんなにもマヌケなメッセージを送ったのはアントニオだった」
É o Antonio que sempre toma decisões erradas.
「いつも間違った決定をするのはアントニオだ」
É o Antonio que dorme durante as aulas.
「授業中に寝ているのはアントニオだ」
チームを裏切ったのも、花瓶を割ったのも、マヌケなメッセージを送ったのも、いつも間違った決定をするのも、授業中に寝ているのも、アントニオです。
アントニオこそがこういうことをするんです、と強調したい時に強調構文を使えます。
※例文ではアントニオがダメ人間になってますが、特定の人物について言っているわけではありません(笑)
強調構文の作り方
もう説明することはあまりないですが…
すでに書いたようにポルトガル語の強調構文はSer…que~で、serはque節の主語と時制に合わせて変化させます。
É a Maria que está preocupada com o que acontecerá no futuro por causa do acidente.
「その事故が原因で将来起こることを心配しているのはマリアです」
Era a minha amiga que me ajudava muito quando ficava doente.
「私が病気だった時たくさん助けてくれたのは私の友だちでした」