こんにちは(プロフィールはこちら)。
単価について翻訳会社と交渉したことは何度もありますが、その中で最も上がり幅が大きかったのは、海外の翻訳会社で時給が5ドル上がったときです。
想像以上に交渉がうまくいったため、かえって疑い深くなり、時給が上がったはいいけど仕事がこなくなるのでは、とすこし思っていました。でも、その後も継続的に仕事の依頼がきました。
この記事をリライトしている2026年3月の今はものすごい円安で、5ドルは800円近いです。日本で時給が800円上がるってあり得ないことです。
以前、日本で別の仕事をしていたことがあるんですけど、そのときは時給アップといっても10円上昇しただけでした。すごく真面目に働いてミスもしなかったのにたったの10円です。
単価が上がる前の時給も悪くはなかったとはいえ、あくまでも日本国内の時給と比較した場合の話でした。日本以外の先進国(というか、日本を先進国と呼んでいいのかどうかさえ謎)は過去30年間で賃金上昇しているのに、日本だけは政治の失敗で賃金が変わらないか下がっているという状況。
だから「海外の会社なら、日本では無理な時給でもOKと言われるかもしれない」「円安や物価高のこと、翻訳のスキルがアップしたことをうまく説明すれば成功するかもしれない」と思ったのです。依頼される量は月によって変動があるものの、長い間定期的に依頼していただいていたので上手くいくかもしれない、とも思いました。
単価交渉は、うまくいけば収入が増えるし、うまくいかなくても現状維持が可能。うまくいかなかったときショックかも、と思うから勇気がいるのですが、実際にはうまくいかなくても失うものはありません。ということで、最初はダメもとで5ドルを上回る時給アップの希望を伝えてみました。
ダメもとだったけど、フリーランスが単価を決めるときに重要なのは少し高いと思うぐらいの単価を希望することなので、やり方は間違っていなかったと思います。
無理って言われるかな。雀の涙程度かな。と、そこまで期待はしていなかったのですが、なんと当初提示した額には届かなかったものの、5ドルアップが実現しました。想像していたよりも一気に上がったのでちょっとびっくりしました。日本ではありえない感じの上がり方です。金額が上がったというのもうれしいし、真面目に取り組んできたことを評価してもらえたことに感激しました。
これからもタイミングを見極めつつ、単価交渉をしていこうと思います。

