海外の翻訳会社との交渉で時給が5ドル上がった。単価は我慢せずに率直に交渉すべき

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UnsplashKatie Harpが撮影した写真

こんにちは、アンです。(プロフィールはこちら)。

とある海外の翻訳会社で時給が5ドル上がりました。

時給が上がったはいいけど仕事がこなかったら…と思っていたけど、今のところ以前と同じように依頼されています。

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5ドル上がると

2023年の12月末の今でも円安なので、5ドルは700円を超えています。

今の日本で時給が700円上がるって、絶対にないことです。

以前、日本で別の仕事をしていたことがあるんですけど、その時は時給アップと言っても10円上昇しただけでした。すごく真面目に働いてミスもしなくてもたったの10円です。

円安、物価高、スキルの向上を理由に交渉

単価が上がる前の時給も悪くはなかったとはいえ、あくまでも日本国内の時給と比較した場合の話でした。ほかの先進国は日本よりも時給が高いところがたくさんあります。

日本以外の先進国は過去30年間で賃金上昇しているのに、日本だけは政治の失敗により賃金が変わらないか下がっているという状況。

だから「海外の会社なら、日本では無理な時給でもOKと言われるかもしれない」「円安や物価高のこと、翻訳のスキルがアップしたことをうまく説明すれば成功するかもしれない」と思いました。

依頼される量は月によって変動があるものの、長いこと定期的に依頼していただいているので上手くいくかもしれない、とも思いました。

思い切って交渉

ということで、最初はダメもとで5ドルを上回る時給アップを提示しました。

ダメもとだったけど、フリーランスが単価を決める時に重要なのは少し高いと思うぐらいの単価を提示することなので、やり方は間違っていなかったと思っています。

とはいえ5ドル超はけっこう思い切りました。

交渉の余地を残しておいたから交渉失敗でも仕事を続けられるし、どちらの結果になったとしても、それも経験です。何も損することはありません。

勇気をもって一歩踏み出さずにチャンスを逃してしまうのが一番もったいないことです。

あっさり成功

無理って言われるかな。雀の涙程度かな。と、そこまで期待はしていなかったのですが、なんと当初提示した額には届かなかったものの、5ドルアップが実現しました。

想像していたよりも一気に上がったのでちょっとびっくりしました。日本ではありえない感じの上がり方です。

金額が上がったというのも嬉しいし、真面目に取り組んできたことを評価してくれたことに感激しました。

特に今年は、変な翻訳会社の変なお客の変なクレームで本当に疲れ果てたことがあったから、後からこんなうれしい出来事があって、心が元気になりました。

我慢せずに率直に交渉してみることは大事

物価上昇はきつかったけど、登録時に希望通りの単価で承諾してもらったこともあって、これまで翻訳単価は上げずに受注してきました。

でもやっぱり、物価だけ上がって賃金は上がりませんっていうのはおかしいと不満が強くなってきました。

日本にも日本の会社にもあまり期待できない。ということでまずは日本よりも単価が高そうな海外の翻訳会社に交渉してみよう、ということで思い切って1社と今回交渉してみたんです。

単価アップ交渉は、成功するか失敗するかのどちらかですけど、もしも失敗したとしても以前の単価で働くこともできます。

交渉には毎回勇気がいるし緊張するけど、たとえ失敗したとしても、交渉もせずに我慢して働き続けるよりは精神衛生上かなりいいので、タイミングを見計らってチャレンジしています。

交渉に苦手意識のあった私でもいくつか成功できましたので、同じく不安に思っている人がいたらこの記事を読んで挑戦してみてくれたらうれしいです。

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