翻訳の少量案件は断るか、ミニマムチャージで引き受けて赤字を回避する

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翻訳
UnsplashRoman Wimmersが撮影した写真

こんにちは。(プロフィールはこちら

私は翻訳を始めたばかりの頃ミニマムチャージを設定していなかったし、少量案件の依頼は全然なかったので、あまり考えたことがありませんでした。

でも取引先が増えたり、色々な案件を引き受けるようになったりしてからは、数十ワード程度(まれに数ワードの時もあり)の依頼がたまに来るようになったので、ミニマムチャージの設定を考えるようになりました。

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ミニマムチャージとは?

最低料金のことです。たとえばミニマムチャージを3000円に設定した場合、ワード数×単価で計算して3000円未満の案件は一律3000円を請求することになります。

例:英日翻訳で単価が10円/ワードの場合、30ワードの案件は、通常通り計算したら30×10=300円が翻訳料金になるが、ミニマムチャージ3000円を請求する。

数ワードとか数十ワードの案件は赤字になる

数ワードとか数十ワードの案件の料金を、通常どおり「ワード数×単価」の方法で計算すると、数百円ぐらいかそれ以下になってしまい、案件の対応に必要だった労力すべてを考慮すると大赤字になってしまいます。

なぜなら、たとえ数ワードとか数十ワードの翻訳であっても、次のような作業も一緒に発生するからです。
1. メールのやり取り
2. スタイルガイドなどの確認(すごく大事)
3. ツールにログインしてファイルをダウンロードしてレイアウト等の確認
4. リサーチ
5. スペルチェック
6. クエリ作成

こういった作業にも多大なエネルギーと時間を消費しないといけないため、数ワード、数十ワードだからといって短時間で簡単に終えられるものではありません。

たった数十ワードの中に、聞いたことのない専門用語が1つでも混ざっていたら、そのリサーチのためにたくさんの時間をかけないといけない、なんてこともあります。少量案件のほうが文脈がわかりにくいこともあり、かえって訳すのが大変だったりもするのです。

ミニマムチャージは設定していないと言われたこともある

翻訳会社にミニマムチャージをお願いしたけど設定していないと言われたこともあります。お客さんからもミニマムチャージを請求していないため、翻訳者にもミニマムチャージは払えないとのことでした。お客さんからミニマムチャージを請求しない翻訳会社もあるとは意外でした。

少量案件が嫌なら断ってくれればOKと言われたので、数十ワードなどの依頼はほぼ断り、それ以外を引き受けるようにしましたが。

翻訳会社の方からミニマムチャージで依頼してくれることはなかった

翻訳会社の方からミニマムチャージを提案してきてくれたことは一度もないです。少量案件は複数の翻訳会社から依頼されたことがあるけど、どこも通常通りワード数×単価で計算してるみたいでした。

翻訳者の方から希望を伝えない限り、ミニマムチャージでの支払いはしないのかもしれません。何も言わずに少量案件を引き受け続けていると「数百円の仕事でもやってくれる人」と思われて、そういう案件ばっかりくる可能性もあると思います。

ミニマムチャージの話をしたあとも依頼はきた

初めてミニマムチャージを希望する旨を伝えたとき、もし応じてくれなかった場合に仕事が来なくなるのではないかという一抹の不安を感じたのですが、依頼がなくなることはなく、ミニマムチャージに応じてくれたところからは普通の量の案件が依頼されるようになり、応じてもらえなかったところからも引き続き依頼がきたので、何も損をすることはありませんでした。勇気を持って伝えて本当によかったと思っています。

ミニマムチャージに応じてくれた翻訳会社とはとても快適に取引ができるようになって、良いことしかありませんでした。だから迷っている人がいたら思い切って希望を伝えてみることをおすすめします。

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