よくない翻訳会社と縁を切ったらすっきりして生活の質もアップ。良い縁を大事にして邁進。

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翻訳
UnsplashAndy Holmesが撮影した写真

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ここ数年の間、正直嫌だなあと思っていた翻訳会社の登録を、思い切って解除しました。 正解でした。

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縁が尽きたと感じた

登録解除を決断した翻訳会社とは何年か取引をしていたので、翻訳者として翻訳スキルを伸ばしたり実績を作ったりする機会を与えてくれたとは思います。

そういう意味では感謝はするのですが、感謝の気持ちよりも疑いの気持ちの方がだんだん大きくなっていきました。理不尽な値下げ要求をしてきたり、社内での連携がおかしいのが透けて見えたり。

消費税アップ分を単価に反映してなかったり…他にもまだまだ、問題がありました。翻訳者をあまり大事にしていないから、そういう風に問題だらけなのだと思います。

単価がとても安いので、他の翻訳会社との取引が始まったここ数年は特に優先順位が低かったのですが、案件は興味深いものもあったので、少しは取引を続けていました。

リスク分散の観点から考えても、取引先が多い方がいいかなと思って一応キープしておいたのです。でも、やっぱり単価が低いと、だんだんと邪魔な存在になってきます。

その翻訳会社の案件に対応しているから、単価がまともな翻訳会社の案件を断らざるを得なくなるなど、デメリットが目立つようになってきたのです。

しばらく悶々としながらも、たまにその翻訳会社の案件に取り組んだりもしていたのですが、「これ以上は無理」と思って縁が尽きたのを感じたので、登録解除してもらうことにしました。

これ以上この翻訳会社に関わっていると自分は損をすると直感的に感じたからです。

苦情を言おうかと思ったけどやめた

登録解除するにあたり、今までの苦情を伝えようかと思ったけどやめました。

「苦情」ってネガティブな単語だけど、翻訳会社にとったら改善点がわかるので貴重ともいえると思います。

なぜ私が自分の時間とエネルギーを割いてまで、この翻訳会社の今後のためにフィードバックをしないといけないんだろう、こんな会社は翻訳者に嫌われてさっさと消えるべし。

そもそもフィードバックもらったところで改善する気もないのでは?、などなどいろいろ思ったので教えずに去ることに。

後悔するかと思ったらスッキリ

登録解除するかどうか悩んだし、登録解除することで後悔しないかどうかも考えたのですが、最終的には、きっぱりと関わりを絶つことに決めました。

そして今、後悔するどころか、ものすごくスッキリして快適です。その翻訳会社が存在していたことさえ忘れています(たまに、そういえばそんなのもあったな、って思いだすことはあります)。

安い単価の案件の依頼が来ないので、その安い案件を受けるかどうか考えたり、メールに返信したりという、無駄なエネルギーや時間を費やす必要がなくなりました。

単価がまともな翻訳会社の案件にだけ集中できるようになったのは、想像以上に快適なことです。

翻訳会社の断捨離も大事

断捨離は仕事においてもすごく大事なんですね~!

快適に働ける、尊重してもらえている、良い仕事がしていきたい、と感じられる翻訳会社のみ残して、あとはきっぱりと捨て去るってことも、たまにはやらないといけないなと思いました。

判断を間違えて、大切にすべき縁まで切ってしまってはもったいなさすぎるので、慎重に考えることが大事。

でもこれ以上関わっていてもしょうがない翻訳会社かどうかを見極めて切るスキルも必要だなあと思います。

登録はキープしておいて依頼がきても受けない、という方法もありますが、私は今後一切の関わりを持ちたくないと思ったので登録解除しました。

単価は安いのに依頼のメールは夜中でもくることがあって、やや迷惑だったというのも理由のひとつだし、他にもいろいろ問題点があったからです。

まとめ

フリーランス翻訳者として働いていて思うのが、翻訳スキル向上が大事なのはもちろんのこと、縁とか運とかもかなり大事だということです。

運は自分の力ではどうしようもないかもしれないけど、縁には自分で選ぶことができるものもあります。この「縁を選ぶ」ということが最近とても大事なことだと思うようになりました。

フリーランスとして働いていると、仕事量に波があるとか、いろいろと不安要素はあるけど、これからも地道に翻訳スキルを磨きつつ、良いご縁や運に恵まれるといいなと思います。

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