時給のMTPEはワード単価のMTPEよりもはるかにマシだが、精神的にはやはり辛い

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MTPEは作業が苦痛で大変、必要なスキルは翻訳と変わらないのに単価が安くて全然稼げないため、基本的には避けるようにしています。

そんな私にある日、時給のMTPEの依頼がきました。普通ならMTPEと聞いただけで断るのですが、通常の翻訳の時給と同じだったこと、MTの質を確認したかったのとで、引き受けてみることにしました。

私が恐れているのは、安いワード単価でMTPEを引き受けたものの修正に時間がかかり、時給に換算してみると希望の時給より安くなるというシナリオです。翻訳の時給と同じで、かつ実際にかかった時間で計算されるなら、その点はクリアされます。

最後にMTPEを引き受けてから数年経っていたので、MTの質にも注目しました。短文で簡単な英文だとけっこうまともな出力をするみたいですが、相変わらず訳抜けと、人がしないような誤訳がたくさん混ざっていて、そのままでは使えない感じでした。

日本語としては大丈夫に見えるから翻訳も正しいのだろうと、翻訳者以外の人は勘違いしているのかもしれません。でも実際には間違いが案外潜んでいて、翻訳として完成されていないものが多いです。

数年前にMTPEを引き受けて、変な日本語を読んだり直したりするのが苦痛でしたが、ほぼ同じ苦痛を数年後も感じることになりました。

プロの翻訳者が丁寧に訳したものではなく、もちろんリサーチなどもされていないため、たくさんの間違いがあることを前提に作業しなくてはならず、辛いです。

今回は納得のできる時給だったので引き受けましたが、やっぱりMTPEの作業そのものには楽しいとかやりがいがあるといったポジティブな感想は抱けず、終わったあとの疲労感が翻訳のときの2~3倍ぐらいありました。

日本人がしないような文法のミスやその他おかしなミスがたくさんあるので、読んでいてイライラしてきます。また、MTPEをした後に通常の翻訳(人手翻訳)をすると、明らかに勘が鈍っているのを感じます。

今回のMTPE案件は大型で、それを私一人で数週間かけて対応し、その案件が終わるとすぐに通常の翻訳案件がきました。その翻訳作業中、MTPEの副作用なのか機械翻訳みたいな訳文が浮かんでしまい、とても翻訳しにくかったです。MTPEばかりやっていると多分翻訳が下手になると確信したのでした。

MTPEのレビュー(時給)は精神的に辛いこともあるがMTPEよりははるかに稼げた。
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