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a+不定詞とpara+不定詞の違いは何だろうと思ったことありませんか?
私も以前、この違いがよくわかりませんでしたが、ポルトガル人のポルトガル語の先生に教えてもらってからなるほどと思ったので、この記事ではその点についてまとめてみました。
a+不定詞もpara+不定詞も使える場合
英語のI have something to offer.「私は何か提供するものがあります」をポルトガル語でいうならTenho algo para oferecer. /Tenho algo a oferecer.となり、aもparaも使えます。
同様に英語のI have something to read. 「私は何か読むものをもっています」はポルトガル語でTenho algo para ler. /Tenho algo a ler.となります。
I have something to eat. 「私は何か食べるものを持っています」ならTenho algo para comer. /Tenho algo a comer.とできるのです。
上記の例ではaもparaも使えます。
ポルトガル人の先生に確認しましたが、aとpara以下が動詞のみになる場合は、どちらを使ってもいいのだそうです。
Tenho algo para oferecer. /Tenho algo a oferecer.の場合はoferecerが動詞、Tenho algo para ler. /Tenho algo a ler.の場合はlerが動詞、Tenho algo para comer. /Tenho algo a comer.の場合はcomerが動詞です。
para+不定詞を英語で言うならin order to~
paraというのは英語に言い換えるとin order to なので、英語で書いてみてtoではなくてin order toも使える場合にはparaが適切です。
I need to study to understand the culture better. という文ではtoの代わりにin order to を使えるので、ポルトガル語ではparaを使ってPreciso de ler este livro para entender a história.とするといいです。
Traduzo um artigo todos os dias para manter e melhorar a qualidade da minha tradução.「翻訳の質の維持と改善のために毎日記事を訳す」これも英語で書けばin order toを使えるのでポルトガル語で書くときはparaを使うといいとのこと。
まとめると、意図や理由を言うときにはaではなくparaを使います。
方向が示されている場合にもaではなくparaを使う
たとえば、以下のような文です。
Eu tenho algo para dar ao grupo. 「グループにあげるものがあります」
この場合は、あげる相手がグループであるというように、方向が示されているのでaではなくparaを使うといいです。つまり、Eu tenho algo a dar à escola.とはしないほうがいいということです。
ポルトガル人の先生が言ってました。
まとめ
a+不定詞とpara+不定詞の違いについて私が知っていることをまとめてみました。
「英語とポルトガル語は似ている」と言われることもありますが、調べれば調べるほど違いがどんどん出てきます。