こんにちは。この記事では、ポルトガル語の単語forteとrobustoについてまとめようと思います。私(アン)のプロフィールはこちら。
forteとrobustoが持つ共通の意味「身体的な強さ」
forteとrobustoは、どちらも「身体的な強さ」を表すことのできる形容詞です。たとえば、um homem forteなら「強い(たくましい)男」という意味、uma criança robustaなら「丈夫な子ども」という意味になります。
forteはどちらかというと、「力がある」という意味での「身体的な強さを表していますが、robustoは「健康的」なニュアンスが含まれます。
たとえば、すごく握力の強い女の子がいたとして、その女の子のことをuma menina forteということはできます。一方で、そこまで握力が強くなくても風邪をひかず、健康的な女の子がいたら、それはuma menina robustaです。
なお、forteは女性名詞・男性名詞に関わらずforteという形で使います。robustoについては男性名詞にはrobusto、女性名詞にはrobustaを使います。
forteとrobustoが持つ共通の意味「影響力の強さ」
forteとrobustoは「影響力の強さ」を表したいときにも使えます。そのため、先ほどのum homem forteという表現も、文脈によっては「影響力のある男」という意味にもなり得るというわけです。
同様にuma instituição robustaなら「影響力のある機関」という意味になります。
forteに含まれる「影響力」の中には経済的な影響力も含まれるので、文脈での判断が必要です。
forteにしかない意味もある
robustoは形容詞であり名詞にはなれませんが、forteは形容詞として使われるだけでなく、男性名詞としても使うことができます。
forteを男性名詞として使った場合の意味は「影響力のある人」「権力のある人」「長所・強み」です。
O forte、os fortesなら「権力や影響力のある人」となりますし、O cochecimento da literatura é o meu forte.と書けば「文学の知識が私の強みです」という意味になります。
それから、forteには「激しい」とか「強烈な」という意味もありますが、これはforteだけが持っている意味であってrobustoにはありません。a dor forteなら「激しい痛み」、a luz forteなら「強烈な光」という意味になります。
まとめ
今回はforteとrobustoについてまとめてみました。共通の意味も持っていますが、forteにしかない意味や使い方もあります。私は今までrobustoっていう単語をあまり使ってこなかったので、これからは使えそうな時にもっと使っていこうと思います。