こんにちは。翻訳者のアンです(プロフィールはこちら) 。
「断捨離」ってよく見聞きしますが、私も断捨離を実践しているひとりで、その効果を実感しています。
そこで、どうしても断捨離について書いてみたくなったのでこの記事ではその話をします!
断捨離と良い翻訳にもつながりがあるんじゃないかな~と個人的に思ってるのでその点についても少し書いてみます。
定期的に断捨離を実施
私は定期的に断捨離をしています。「○か月に1回」というように明確なルールを決めてるわけじゃなくて、数か月ごとに「ああ断捨離したいなあ」という強い気持ちがわいてくるので、そのタイミングでしてます。
年末にも断捨離をします。
断捨離を始めた理由
多分どこかで断捨離について読んだのだと思います。そのあと自分の部屋を眺めて見て、使わなくなったものがたくさんあるので、もっとスッキリさせるために断捨離してみようと思うようになりました。
あと、嫌な過去を思い出してしまうような物もけっこうあったので、そういった物を手放したいと思ったというのも理由のひとつです。
断捨離はかなり疲れる
断捨離は「たくさんある物の中から不要な物を選んで捨てる」っていう作業で、これがものすごく疲れます。
まるまる1日使って断捨離すると夕方にはぐったりしてくるし、たとえ1日使ったとしても人によってはあまり断捨離が進まないかも、と思います。
まず、疲れる理由は、①脳をフル回転しないといけないから、②その物を使っていた時のことを思い出して感情的になるから、の2つだと思ってます。
「捨てるのか捨てないのか」の判断をずっとするのは脳にすごく負荷がかかる感じがします。
あと、「捨てる」と決めると罪悪感とか悲しさを感じます。悪い思い出に関わる物を見たり触ったりすると、当時の嫌な気持ちを思い出して不快になります。
こういう風に感情的になってしまうことがあるので疲れます。
でも、マイナスな気持ちが生まれるなら、それを物と一緒に捨ててしまうことこそ必要だし、ポジティブな気持ちであればその気持ちだけ取っておいて、使わなくなった物自体は捨ててしまえばいいのだと思います。
捨てるべき物を眺めてしまったり(昔読んでいた本を読んでしまうとか)、休憩してしまったりするので断捨離がなかなか進まないこともあります。
私は断捨離をやり始めた時まさにこんな感じでしたし、今でもけっこう時間がかかってしまうタイプです。
断捨離するとかなり気持ちいい
断捨離しているときは「ああこれを捨てちゃっていいのかな」とか罪悪感を感じてしまうこともあります。
でも断捨離した後はその気持ちはが自然になくなって、すっきりとした空間を見て爽やかな気持ちになります。なぜなら捨ててしまった物は所詮、今の自分にとっては本当に不要な物だったからです。
捨てる時に、一時的にマイナスな感情が出てくるというだけですね。
「視界に入ってくる物」っていうのは、想像以上に自分の心に影響を与えているみたいで、例えば私の場合、仕事机に仕事と関係ないものが置いてあるとなんだかイライラします。
物のサイズが大きいか小さいかは関係ありません。余計な物があるだけで、視野に入ってくるだけでイライラします。
「すっきりした状態」って本当に価値があります。
断捨離するとスキルが高まる、良い縁に恵まれる、良い仕事がもらえる
断捨離と幸運って多分本当につながってます。
私は断捨離する前から翻訳の仕事をもらえていましたが、特に良い会社とのご縁に恵まれたのは、すべて断捨離を始めたあとからなんです。
「特に良い会社」の特徴とは「単価が高い」「誠実な対応をしてくれる」「翻訳者にフィードバックをくれる」などなどです。
断捨離するとスッキリするので思考もクリアになって集中力が高まり、翻訳スキルを向上させやすくなるから、そういう良い会社とつながりやすくなる(トライアルに受かる)からかもしれないなと思ってます。
過去のことに執着しなくなり「今」を大事にしようという気持ちに、自然となります。今大事なことに集中できるというわけです。
だから、翻訳の仕事をするにせよ、他の仕事をするにせよ、「断捨離」はやっておくべきだなと思います。
私自身、もともと掃除が特別得意とか、片付けが上手とか、そういったことは全然ありませんでした。
今でも別に得意ではありません。
断捨離にも時間がかかってしまうし、掃除していても汚れている部分を見落としてしまったり。そんな私でも少し断捨離するだけで、良いことが起こり始めましたので、やらないのはもったいないと思います。
翻訳スキルともつながってるかも?
良い翻訳をするために大事なことって、「原文で特に言いたいことや特に大事なことってなんなのか。絶対に落としてはいけない要素は何か」ということだと思うんです。
「原文に書いてあることすべて訳す」スタイルを好むお客さんもいますが、「落としてはいけない部分、一番大事な部分は残して、すっきりと魅力的な日本語にしてほしい」っていうお客さんもいます。
トランスクリエーションしてほしいという方もいます。
翻訳では「どこを捨ててどこを残すか」とか「何が一番大事か」を判断するセンスもすごく大事だと思うんですよね。
これってちょっと断捨離スキルと似てるかもしれないと感じます。
これからも断捨離を定期的にする予定
「断捨離」について私の思うことや体験についてまとめてみました。
これからも断捨離や掃除を頑張ってきれいな環境で仕事に取り組もうと思います。仕事で成功したいなら、まずは生活の基本的な部分をバッチリやる必要がありますね。