【フリーランス翻訳者の体験談】個人の困ったお客さんに出会ったときのこと。

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翻訳
UnsplashJon Tysonが撮影した写真

こんにちは。私は翻訳者のアンです(プロフィールはこちら)。

私は基本的に個人のお客さんからは受注しないことにしています。そんな私も以前は、個人からも受注しようとしていました。この記事では、そのときの大変だった体験について書いてみました。

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いつまでも原文ファイルを送ってこない人

とある外国人から、自分の書いた本を翻訳してほしいという依頼あり。

基本的に個人からは仕事を受注したくないので、どうせ受注には至らないだろうと思ってたのですが、珍しく前払いOKと言われました。

じゃあ難易度や分量を確認してどれぐらいの納期が必要か検討させてほしいので、まずファイルの一部を送ってほしいと頼みました。

でもいくら時間が経ってもファイルを送ってきませんでした。

ファイル届いてないのに「送った」と言ってきたり「日本文学が好き」だの関係のないことを延々に言ってきて、時間ももったいないしいつまでも関係ないことを送ってくるので、最終手段としてブロックしました。

多分この人は本気で翻訳を依頼したかったのではなくて、日本に興味があるから日本人の知り合いか友達がほしかったんだと思います。

こういう個人も混ざっているので気を付けましょう。個人のお客さんに必要以上に個人情報送るとかもやめといたほうが良さそうですね。

翻訳以外のことを頼もうとする人

例えば「○○を売りたいんだけど日本で買いたいところがあるか教えてほしい」とか「○○を日本に輸出したいから手伝ってほしい。売れたら収益の一部を報酬としてあげる」みたいなやつです。

翻訳会社からリサーチの仕事などがくるときは検討してるのですが、個人のお客さんの場合は基本的に全部お断りしてます。

翻訳業務以外の業務もするとなるとそれにどれくらい時間がかかるかとか、料金をいくらに設定するかとか色々考えないといけないので、そのための時間やエネルギーも必要になってきます。

料金設定などを決めたとしても、個人のお客さんだと前払いだというと返事がなくなる人が多いし、結局受注に至らないことがほとんどなので、そもそも時間とエネルギーをかけようという気になれないんですよね。

あと「○○を売りたいんだけど日本で買いたいところがあるか教えてほしい」と言ってきた人のメールは、まるで無料で教えてもらえるとでも思っているかのような文面でしたが、こういうタイプは論外。

通訳者や翻訳者をボランティアみたいに使おうとするような人たちがけっこういるみたいなので注意が必要です。

まとめ

良いお客さんなら個人からでも受注したいんですが、今のところ私は翻訳会社経由で仕事をもらっています。

翻訳会社でも個人でも良いので、この先たくさんの良い縁があると良いなと思いながら日々頑張ってます。

タダ働きさせようとしてくる個人や翻訳会社には、くれぐれも気を付けましょう。

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