こんにちは。私は翻訳者のアンと言います。（プロフィールはこちら）
私は以前からポルトガル移住にとても興味を持っているのですが、ポルトガル移住に関する情報はそんなに多くありません。
だからまずは専門家から話を聞いてみようと思って、思い切ってポルトガルの某移民エージェントのコンサルティングを受けてみました。
そのコンサルテーションの質が最悪だったので、結果的にその全額（日本円で約17000円）を返金してもらいました。
変なエージェントには気を付けたほうがいいです。
ポルトガルの某エージェントでコンサルテーションを受けるまでについて
ポルトガルの某エージェントはネットで見つけました。
ホームページで得られる情報は限られているので、まずはコンサルテーションを受けてみようかな？と思いました。
その後コンサルテーションの予約のために何度かメールのやりとりがあったのですが、返事が遅くてこの時点で正直イライラ…。
1時間のコンサルテーションで料金は日本円で約17000円。
高いけど、有益な情報が聞けるのならと思って、PayPalで支払いを完了。
コンサルテーション当日
そして、コンサルテーション当日。
時差があるので、日本時間の夜にコンサルテーション開始。
ところが、オンラインミーティングで待っていたのですが、開始時刻から5分ぐらいたってもコンサルタントが現れません。
そこで「ミーティングで待っていて、許可待ちの状態なんですけど見えますか？」とメールを送ってようやく登場。しかも、遅れたことに関する謝罪なし。
ミーティングに入ってきたので顔を見ると、人相が悪く怖い雰囲気。ホームページ上では笑顔なのに、コンサルテーションでは冷たい感じで、ちょっと委縮してしまうぐらいでした。
私はこれまで色々なポルトガル人に出会ってきて、その中には確かにそこまで感じよくない人も混ざってはいたものの、ほとんどが一般的な日本人よりもずっと気さくで親切な印象でした。
しかし、このコンサルタントは例外だったみたい。
これまで会ったポルトガル人の中で断トツで感じ悪いし、サービスも悪かった。
ほとんど何も学べなかったコンサルテーション
いいえ。
私が期待していたのは、パワーポイントとか何か視覚的にわかりやすくたとめた資料を使って、ビザの種類などをひとつひとつ丁寧に説明してもらうことでした。
私に合うビザの提案、申請のためにどういった準備が必要なのか、どれぐらいの収入が必要なのか、学生ビザの年齢制限などなど、コンサルタントが知っていることをすべて教えてほしかったです。
コンサルテーションの開始時に「ポルトガル移住について知識がほとんどないので、基礎的なことから全部教えてほしいです」といったのに、こちらから質問しない限りは何も教えてくれませんでした。
答え方もYesとNoばかりで、プラスαの情報とか何もなく、すべて口頭での短い回答で、コンサルテーション後にフォローアップなども何もなく、かなり不親切でした。
コンサルテーション後、コンサルタントなら即答できるはずの基本的な質問をしても、3日経ってもどの質問にも一切返事がなかったので、ここを利用することはないと思いました。
ちなみに、支払いの請求だけは1時間もしないうちに来たんですよ。
返金に至るまで
1円の価値もないようなコンサルテーションに17000円も払ってしまったことがとても残念だったのですが、もう諦めるしかないかな、と思っていました。
私の親友に相談したら「返金してもらえないの？ダメ元でもやれるだけやったらすっきりするかもしれないよ」と言われたので、思い切って返金要求のメールをしてみました。
返金要求をしたメールの内容
メールには苦情を率直に書いて返金を求めました。
すると、ポルトガル時間の午前中に返事が来て、全額返金してもらえることになりました。
正直、返金してもらえないだろうと思っていたので、無事返金してもらえてとても良かったです。
そこだけは評価します。
でも時間はもったいなかったし、有益な情報を聞けなかったので残念でした。
これからエージェントのコンサルテーションを受けようと思う人へのアドバイス
①支払い方法にPayPalがあるなら、PayPalで支払っておいた方が良いかもしれません。
今回の件でPayPalには「買い手保護制度」というものがあることを知りました。
私は実際に買い手保護の申請もしようと思っていたのですが、申請準備中にエージェントから返金してもらえる旨の連絡が来たので、買い手保護を受けることはありませんでした。
買い手保護制度で返金されたという人もいるようなので、私の今回の体験のように詐欺っぽいことをされたら、活用すると良いと思います。
➁コンサルテーションの料金を支払う前に、パワーポイントなど何か資料を使って説明してもらえるのか、口頭だけなのか、コンサルテーション後に質問を受け付けてもらえるかなど、確認をしておくと良いと思います。
③コンサルテーションを受ける前に、これは聞きたいと思うことをできるだけ多くメモしておくと良いと思います。
私自身もメモしておきましたが、コンサルタントはYESとかNOとか、その程度の答えしかしてくれなかったので、そういうハズレのコンサルタントに当たった場合は質問にもちゃんと答えてもらえません。
でもやっぱり質問は書き出しておいて、スムーズに聞ける状態にしておいたほうが良いです。
④そして最後に、あまりに酷いコンサルテーションだった場合には、諦める前に苦情のメールをして返金を求めたりPayPalの買い手保護制度の活用を考えましょう。
まとめ
エージェント選びはとても大事なことだと思うので、慎重に選びましょう。そして、疑問に思うことや、おかしいと思うことがあったら、相手が外国人であったとしても率直に伝えましょう！
内向的であまり交渉が得意でない私でも、どうにか返金してもらえました。だから、すぐに諦めるのではなくて、酷いサービスだった場合には返金を要求しましょう！
