フリーランス翻訳者になって良かったこと&大変なこと。自由だけど大変なフリーランス。

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こんにちは。私は翻訳者のアンと言います。(プロフィールはこちら

この記事では、私がフリーランス翻訳者になって良かったと思っていることや大変だと感じていることについてまとめています。

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フリーランス翻訳者になって良かったこと

フリーランスとして働くことには、私にとってとても大きなメリットがあります。私が思うメリットをいくつか紹介いたします。

静かな環境で働ける

静かな環境で働けること。これは、うるさい場所がとにかく苦手な私にとって本当に幸せなことです。

以前の職場では大部屋で仕事をしていたので私以外にも人がいたのですが、その人の声がでかすぎて非常にうるさかったのです。これを読んでいるあなたにも同じ経験はありませんか?(;^ω^)

静かな人や周りに気を配れる人と同じ部屋であったならもっと快適に働けたと思いますが、残念ながらそういう人ばかりではありませんでした。私と同じ部屋にいた人は、周りに全く気を遣えない人でいくら周りから注意されても改善しない人だったので、その人が発する騒音のおかげで私の労働環境は悪かったです。

だから、騒音を出す人が一切いない静かな環境で、自分の気分に合わせて自分の好きな音楽を聴いたり窓を開けて自然の音を聴いたりしながら、今こうして仕事ができるのは本当に幸せです。

うっとうしい人間関係がない

以前の職場では、騒音だけでなく人間関係も大変にうっとうしかったです。愚痴みたいになっててすみません(;^_^A 

私の以前の職場でのうっとうしい人間関係については、詳細を書くとうんざりしてきますし、読者の人の気分も悪くなるかもしれないので書かないでおきます。

人間関係の悩みとは深刻なもので、酷い時には人を病気にして最悪の場合には人を死に至らしめるものです。だから、決して侮れないです。

しかし、フリーランスで働く場合、そういったうっとうしい人間関係に悩まされることがありません(もしかしたら、悩んでいるフリーランスもいるかもしれませんが、少なくとも私は全くそういった悩みはありません)。人間関係でのストレスは今のところゼロです。この点は本当にありがたいです。

パワハラが無い

上で書いた「うっとうしい人間関係が無い」の内容と似ていますが、パワハラに遭う可能性もかなり低いか、ほとんどゼロであるというのもフリーランスの良いところです(パワハラに遭っているフリーランスの人もいるかもしれないので、あくまでも私の意見です)。

企業や組織に勤めていている人の中には、パワハラ被害を受けている人もたくさんいます。パワハラを苦にした自殺のニュースもよく聞きますし、本人がパワハラを受けていると自覚していないケース(本人は被害者なのに、まじめな性格だから自分が悪いと思ってしまっているケース)なども含めると、相当な数のパワハラが日本の企業や組織にはびこっていると私は考えています。

私自身も、以前の職場でパワハラを受けていました。その職場ではパワハラが当たり前で、私以外にもパワハラを受けている人が何人もいました。

そんな私でしたがフリーランスになってからは、パワハラは受けてません。なぜなら、フリーランスには上司も同僚もいないからです。フリーランスは自分がボスなので、自分に指図してくる人はいません

自分の好きな仕事だけできる

フリーランスだと、自分のやりたい仕事だけ選んでできます。やりたくな仕事は引き受けない、という選択肢があります

私は組織で働いた年数がそれほど長くないのでよく分かりませんが、会社員の人が「やりたくない仕事だから引き受けない」ってできないと思うんです。それを言うとクビになってしまうような…会社員だけでなく公務員も同じで、基本的にはやれと言われた仕事を嫌だから断るということはなかなかできないのではないでしょうか。

フリーランスになって大変なこと

良いこともたくさんありますが、フリーランスになって大変なこともあります。

全部自分でやらないといけない

フリーランスの私には上司だけでなく同僚も部下もいません。会計担当やシステム担当もいません。

ということは、私は翻訳作業だけしていればいいだけでなく、確定申告やパソコンの管理等々、翻訳業務に関わるすべての事務仕事を全部自分で調べて自分で処理する必要があります。もちろん営業も自分でやらないといけません。

確定申告の知識ほぼゼロでパソコンもそんなに詳しくない私にとっては、困ったらすぐに聞ける人が近くにいないということが、特に最初の頃はけっこう大変に感じました。

確定申告やパソコンに関する不明点をどのように解消したかというと、片っ端からネットで調べたり本を買って勉強したりしたのです。分からないことのほとんどは、本とネット(ブログやYouTubeなど)の両方を使って徹底的に調べれば分かります。自分にとって馴染みがないことでも、本やネットで勉強するとかなり理解できるようになりますので、知らないことが多い人でも大丈夫です。

参考までに、確定申告やパソコンに関する記事へのリンクを下記に掲載しますので、よろしければご覧ください。

確定申告についてよく分からないフリーランスの人!絶対に青色申告にしましょう!
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気が付くと引きこもっている

フリーランス翻訳者になってから、家で過ごす時間が長くなりました。在宅で仕事しているので当たり前なのですが、仕事量が特に多いときは、ふと気が付けば1週間一度も外に出ていないとかもあったり。

もともと、静かな環境が好きなのでそれ程苦にはならないですが、引きこもり対策として、家の中でヨガなどの運動をしているのと、なるべく毎日散歩に行くようにしています。10分~15分程度の軽い散歩でも、頭や心がすっきりするのでおすすめです。

その他、外国語のレッスンを受けるというのも良いと思います。外国語スキルの維持や向上もできて、他の人と話すことによって気分転換にもなるでしょう。オンラインのレッスンもたくさんあるので、色んなスクールから自分に合ったものを選ぶことができます。

コロナが流行る前は、人と交流するために習い事も複数しており友達も何人かできたのですが、今はコロナのためにやっていません。すごく残念ですが、やっぱり今は健康と安全が第一なので我慢するしかありません。

収入が不安定

会社員なら毎月一定の給料がもらえます。

フリーランス翻訳者は、専属契約がない限りは毎月の収入が一定ということはほぼないです。私が登録している翻訳会社にも案件が多いときと少ないときがあるために、私の翻訳案件の受注量は月によって差があります。

「次の仕事が来ないかも」という不安も、フリーランス翻訳をしていて感じることがあります。

とはいっても、会社員でも会社の経営状況が傾いたり倒産したりしたら安定などなくなってしまうし、派遣やアルバイトの場合だと会社に勤めていてもいつクビになるか分からないので安定しているとは言えないため、「会社員=安定」とは言い切れないなとは思ってます。

納期がある

翻訳の仕事には納期があります。納期が短く内容が難しい場合はストレスやプレッシャーが大きいです。

絶対に納期は守らないといけないので、依頼がきた時、無理だと思ったらはっきり断るか、納期を延長してもらえないか交渉することが大事です。

私は納期を延長してもらったことが何度もあります。依頼がきた時点で、納期を調整してもらえるかを聞いたということですよ。どれくらい延長してもらったかというと、数時間から数日までと色々です。数日間の納期延長には応じてもらえないこともありますが、案件によっては応じてもらえるので、聞いてみると良いと思います。

まとめ

フリーランス翻訳者として働くことにはメリットもデメリットもありますが、私のとってはデメリットよりもメリットの方がはるかに大きくて、これからもずっとフリーランス翻訳者でいたいです。そのために、今後も向上心を持ち続けていたいしお客さんを大事にしたいと思っています。

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