【経験談】私がポルトガル短期留学中に出会ったポルトガル人について。

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ポルトガル

こんにちは。私は翻訳者のアンと言います。(プロフィールはこちら

私は東京外国語大学でポルトガル語を専攻し、卒業後しばらくしてから、ポルトガルに短期留学をしました。

今回の記事は私がポルトガルでの短期留学中に出会ったポルトガル人についてです。

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アパートの大家さん

私は、ポルトガルのリスボン滞在中はUniplaces経由でアパートを借り、住んでいました。

大家さんが本当にとても良い人だったので、このアパートを借りて本当に良かったと思いました。それまでにも日本や他の国でアパートを借りたこともありましたが、リスボンで出会ったこの大家さんほど良い大家さんに出会ったことはありません。

Uniplacesでアパートの契約申請を送るところから、大家さんとのやり取りが始まるのですが、すぐに返事をしてくれて(ポルトガル人は返信遅そうだな~という偏見があったけど、全然そんなことなかった!)、疑問点があったら丁寧に説明をしてくれました。

そしてさらに嬉しかったのが、アパートの最寄りの駅まで大家さんが迎えに来てくれると言ってくれたことです。私は方向音痴で、道によく迷うので、大家さんが迎えに来てくれて本当に安心でした。大きなスーツケースも持っていたので、段差があるところなどではスーツケースを一緒に持ち上げてくれたので、とても助かりました。

アパートに着いた後は、アパート内の説明をしてもらったのですが、その後で、なんとランチをレストランでご馳走してくれたのです!こんなホスピタリティーの高い大家さんに会ったの初めて…。めちゃめちゃ感動してしまいました。日本だったら、大家さんがこんなにもてなしてくれるってまずないと思います。ポルトガルに留学に来ていた他の日本人からは、大家さんがここまで親切にしてくれたという話は聞かなかったので、ポルトガルでもよくある話というわけではなさそうです。多分、私がとてもラッキーだったのだと思います。

大家さんはアパートから少し遠くに住んでいたのですが、たまにアパートにきてくれて、そのたびにお菓子やフルーツをたくさん、私とルームメイトに置いていってくれました。

延長コードが機能しないときや、鍵が上手く開けられないトラブルがあったとき、布団がもう少し欲しいときなども、すぐに対応してくれて、ありがたかったです。

リスボンから日本へ出発する日も、大家さんは空港まで送ってくれました。その日は、大家さんも何か用事があったみたいなんですが、道路が少し混んでて、用事に間に合わなくなる可能性もあったのに、空港まで親切に送ってくれて、本当に感激しました。

大家さんのおかげで、ただでさえ良かったポルトガルの印象がさらに良くなり、私も大家さんみたいに人に親切にできると良いな…と思ったのでした。私のポルトガル短期留学が楽しかったのは、大家さんのおかげだと思っています。

リスボン大学のサマーコースの先生

リスボン大学のサマーコースは毎朝8時から開始だったので、早起きが苦手な私にとっては眠くてたまらない日もありました。

そんな私でも毎日遅刻せずにすべての授業に参加できたのは、先生がやる気満々で朝からエネルギーに溢れていてとても質の高い授業をしてくれたので、私も「絶対休みたくない!」と思っていたからです。

先生はすごく明るくて、フレンドリーで優しいんです。怒ったりすることは一度もなかった。でも授業のレベルはとても高く、真面目に受けないと絶対ついていけない感じでした。明るさや優しさと、真面目さや厳しさがこんなにバランスよく取り入れられた授業というのは、ポルトガルで初めて体験しました。こんな授業ができるのは、先生の人柄と教育者としての実力のおかげなんだろうなと、今振り返ってもとてもすごいことだと思います。

CIALの先生

CIALには4週間通い、約1週間ごとに先生が入れ替わり、合計で3人の先生に教えてもらいました。どの先生もとても熱心でユーモアもあって、リラックスしながら楽しく授業を受けることができました。

ホワイトボードにたくさん書いて説明してくれる先生と、ホワイトボードはあまり利用せずに口頭で説明してくれる先生がいたのですが、私は口頭で説明したうえでホワイトボードにも書いてくれる先生の教え方が好きでしたね~。

一番最初に担当してくれた先生は、話がすごく面白くて、授業中によく笑ってしまいました。その先生は日本にすごく興味があったみたいで、日本の話をするととても興味を持って聞いてもらえて、嬉しかったです。

他の先生にも授業中に色々なこと、例えば「日本人は天皇制を支持している人が多いのか?」「日本人はなぜそんなに働くの?」といったことを聞かれて、なかなかうまく答えられずに困ったこともありました。ポルトガルに留学行くなら、日本の歴史や社会について勉強しなおして、自分の意見をポルトガル語で言えるようにしていくとさらに良いと思います。私も今度ポルトガルに行くまでにはもっと日本について説明して自分の考えも言えるようにしておくつもりです。

まとめ

私がポルトガルで主に接したポルトガル人は、これまで書いたような人たちです。本当に良い人たちに出会えて幸せなポルトガル滞在となりました。改めて今振り返ってみて、私は運に恵まれていたなと思って感謝しています。

その他、スーパーや薬局などで出会った人たちもほとんどがとても感じ良かったです。(なかには、ちょっと感じ悪いのもいたけど、そういう人はどこの国にも絶対いるので仕方ないですね~)

アジア人だからといって差別されることもなく、とても安心して過ごせました。

ポルトガルへの留学に興味のある方は、こちらの記事も読んでみてください。私のポルトガル短期留学経験に基づいて、おすすめの留学方法を書いてみました。

【初心者向け】ポルトガル留学したい人におすすめの、短期留学。大学のサマーコースと語学学校CIALについて
こんにちは。私は翻訳者のアンと言います。(プロフィールはこちら) 東京外国語大学のポルトガル語専攻を卒業し、現在はフリーランス翻訳者として働いています。この記事では、ポルトガルへの短期語学留学に興味を持っている人向けに、選択肢としてどんなも...

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